宝塚市 たるみ歯科クリニック 院長の樽味です。
先日の終礼でスタッフの皆には述べたのですが、世の中が混沌とし始めたように感じます。
先月末に日銀がマイナス金利を導入しましたが、どのような結果になるのか、誰も分からないのではないでしょうか。事実、今週月曜に出ていた週刊ポストの見出しでは『日本株は大反騰寸前!』とありますし、週刊現代では『世界経済同時株安・まだここは底じゃない』と正反対の書き方でした。
僕には今回のマイナス金利が、1ドル=120円台を維持して、株価もアベノミクスも維持したいという超短期的な視点(あるいは実験的な視点)しかないように感じます。消費税の増税が行われる来年4月まで持ってくれれば、あとはなるようになれ、みたいな。
中国経済の減速は明らかで、原油安もあってロシアをはじめ、多くの国がおかしくなっています。
アメリカの大統領選候補者指名争いでも、自らを“社会主義者”と称しているサンダース氏が、アイオワ州でヒラリー・クリントン氏と大接戦。今までのアメリカでは考えられない結果で、格差社会に対する民衆の不満が顕在化してきたと感じます。
これからどうなっていくのか分かりませんが、世界の(日本の)現状を個人で変えるのは難しいし、心配しても何も生まれない。
こういう時こそ、自分ができることに集中しましょう。
自分ができることとは、
自分の価値を高めようと努力することであり、人の役に立つ仕事をすることだと、僕は思うのです。
さて、どんな世の中になっても、人々が価値を感じるものは残ります。
歯科医療に関して言えば、それが『予防』だと僕は考えています。
誰しも自分の歯は削られたくないし、抜きたくもない。できれば一生、自分の歯で食事をしたい。
そのために必要なのは、専門家による正確な診断(治療を含む)と定期的なチェック、そして患者さん自身のホームケアと虫歯や歯周病にならない生活習慣。
予防歯科とは、歯科医師・歯科衛生士と患者さんが一体となって疾患を防ぐ診療スタイルです。
なお、予防型歯科医院は一朝一夕には創れません。歯科衛生士を育て、患者さんに予防の重要性を伝えながら、仕組み(口腔内写真をはじめとする資料の管理など)も作り続けなければなりません。長期的視野が必要なのです。
当院もまだまだこれからで、今年も少しずつ医院の総合力を上げていきたいと思っています。
月1回の院内研修では休診にするため、患者の皆様にはご迷惑をおかけしていますが、皆でしっかり学び、知識と技術を高め、質の高い歯科医療の提供につなげていきます。今月も19日(金曜)の午前を休診にして、糖尿病と歯周病の関連性を皆で整理する予定。
今年は、一人ひとりがスキルアップを意識し(院内の全体ミーティングで受付チーフが表現したのは『パーソナルを上げる』)、
自ら考え・行動するスタッフの集合体(チーム力の高い医院)にしていく所存です。
年頭のブログが極めてプライベートな内容だったので、今日のブログを年頭の抱負とご挨拶に代えさせていただきたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
先日の終礼でスタッフの皆には述べたのですが、世の中が混沌とし始めたように感じます。
先月末に日銀がマイナス金利を導入しましたが、どのような結果になるのか、誰も分からないのではないでしょうか。事実、今週月曜に出ていた週刊ポストの見出しでは『日本株は大反騰寸前!』とありますし、週刊現代では『世界経済同時株安・まだここは底じゃない』と正反対の書き方でした。
僕には今回のマイナス金利が、1ドル=120円台を維持して、株価もアベノミクスも維持したいという超短期的な視点(あるいは実験的な視点)しかないように感じます。消費税の増税が行われる来年4月まで持ってくれれば、あとはなるようになれ、みたいな。
中国経済の減速は明らかで、原油安もあってロシアをはじめ、多くの国がおかしくなっています。
アメリカの大統領選候補者指名争いでも、自らを“社会主義者”と称しているサンダース氏が、アイオワ州でヒラリー・クリントン氏と大接戦。今までのアメリカでは考えられない結果で、格差社会に対する民衆の不満が顕在化してきたと感じます。
これからどうなっていくのか分かりませんが、世界の(日本の)現状を個人で変えるのは難しいし、心配しても何も生まれない。
こういう時こそ、自分ができることに集中しましょう。
自分ができることとは、
自分の価値を高めようと努力することであり、人の役に立つ仕事をすることだと、僕は思うのです。
さて、どんな世の中になっても、人々が価値を感じるものは残ります。
歯科医療に関して言えば、それが『予防』だと僕は考えています。
誰しも自分の歯は削られたくないし、抜きたくもない。できれば一生、自分の歯で食事をしたい。
そのために必要なのは、専門家による正確な診断(治療を含む)と定期的なチェック、そして患者さん自身のホームケアと虫歯や歯周病にならない生活習慣。
予防歯科とは、歯科医師・歯科衛生士と患者さんが一体となって疾患を防ぐ診療スタイルです。
なお、予防型歯科医院は一朝一夕には創れません。歯科衛生士を育て、患者さんに予防の重要性を伝えながら、仕組み(口腔内写真をはじめとする資料の管理など)も作り続けなければなりません。長期的視野が必要なのです。
当院もまだまだこれからで、今年も少しずつ医院の総合力を上げていきたいと思っています。
月1回の院内研修では休診にするため、患者の皆様にはご迷惑をおかけしていますが、皆でしっかり学び、知識と技術を高め、質の高い歯科医療の提供につなげていきます。今月も19日(金曜)の午前を休診にして、糖尿病と歯周病の関連性を皆で整理する予定。
今年は、一人ひとりがスキルアップを意識し(院内の全体ミーティングで受付チーフが表現したのは『パーソナルを上げる』)、
自ら考え・行動するスタッフの集合体(チーム力の高い医院)にしていく所存です。
年頭のブログが極めてプライベートな内容だったので、今日のブログを年頭の抱負とご挨拶に代えさせていただきたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。